こんにちは。ラスベガス在住ポーカープレイヤー兼ディーラーのRYUです。ラスベガス滞在3ヶ月目にして合計500万円以上の賞金を獲得、優勝した実績があります。
今日はブラフを紹介します。
この記事のレベル
- 対象 中級者
- 重要度 ★★★★★
ブラフを理解し、使いこなすことができれば弱いハンドでも勝てる可能性があります。
ただ、ブラフには捨て身の一撃のような高いリスクも伴うため、経験や思考が必要になります。
そのため、ブラフのコツについても詳しく説明していきます。
・ブラフがうまくできない
・ブラフをどのようなタイミングで行えば良いかわからない
それではどうぞ!
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ブラフの概要
ブラフとは
ブラフとは直訳で「嘘」を意味し、自分が弱いカードを持っていないと主張し、相手のフォールドを狙うことを指します。
つまり、相手を騙して勝とうとする手段です。
具体的には、良いハンドを持っていないのにベット、レイズ、リレイズすることで自分のハンドが良いということを示して、相手を弱気にさせフォールドさせると言った具合です。
ブラフには2種類します。
例えば、Kを持っていたとしてもそれがハイカードで、ワンペアすらもない場合に相手がワンペア揃っていてベットやレイズ、リレイズする場合はブラフです。
しかし、Aを持っていてベストハンドだと確信が持てる場合、ベットやレイズをしたとしてもブラフではありません。
ブラフの種類
ブラフにはピュアブラフとセミブラフの2つに大きく分かれます。
ピュアブラフ
全く勝ち目のない状態(全くアウツでない状態)で行うブラフのことです。
そのため、ほぼ負け確定の中でベットし、相手を下ろして(フォールドさせて)勝つ方法です。
例えば、ストレートを狙うものの、リバーで揃わず8ハイの状態で相手のベットに対してリレイズしてフォールドさせるといったプレイです。
全く勝ち目がないと分かっていても強気のベットで弱いと思わせず勝つ人もいます。
セミブラフ
ピュアブラフよりリスクが小さく、逆転する可能性がある状態で行うブラフのことです。
逆転する可能性があるということはあと1枚でなどすでに役が揃いそうという状態で行うブラフです。
例えば、今は6ハイだが、リバー段階で9が来ればストレートや今は♤8だが、リバーで♤のカードが1枚くればフラッシュになるなどです。
また、セミブラフの場合ブラフを見破られたとしても勝ち目があるため問題ありません。
ブラフを成功させるコツ
フォールドしない、できないプレイヤーには使わない
ブラフは相手に自分が強い役が揃っていると見せかけてフォールドさせることが目的で、フォールドさせなければ失敗になります。
こちらが強く見えるように装っても相手がそう信じ込まない限りブラフの意味がありません。
また、
・ポーカーを始めてルールがわからない人やベットやレイズにルーズな人
・残りチップが少ない人などブラフが通用しない人
・ナッツハンドやそれに相当するフルハウスやフラッシュ、ストレート、スリーカードなどの強いハンド
を持っている場合があります。
しっかりと相手のタイプと心情を読み取ってブラフをしなければうまくいきません。
具体的な考え方としては、相手のポジションやベットの仕方からハンドレンジを予想します。
相手がポットにコミットしている場合でポットが相手の残りチップより大きくあれば、勝率が低くてもコールを選んだほうが勝つ可能性があります。
そのため、ポットに夢中かつ相手が勝つと思っている状態でいくらブラフをしてもフォールドさせることができません。
プレイスタイルを把握し、ストーリー性も意識
先ほどのように同じような部分もありますが、ブラフは捨て身の一撃でもありその中で勝つという方法です。
何も考えずブラフを行えば、ただ爆打ちをしているのと同じです。
ブラフで勝つためにはブラフが成功するかどうかブラフをする前に考えておく必要があります。
自分のプレイスタイルが相手からどう見られているか、相手のプレイスタイルはどうなのかからどのようにブラフを行なっていくかを決めます。
また、ショーダウンしてしまえば自分の手札が見られてブラフだったのか、どういう戦い方をするのか参考になってしまいます。
さらに、ブラフで見破られて負けていたり、ショーダウンして手札を見られていない、ブラフだと解らないようにプリフロップあるいはフロップからうまく騙せているなど意識しておくとブラフを成功させる参考になるでしょう。
その他、8・9がテーブルに出ていてその時点ではチェックをしていたのに、10がテーブルに出た時に強気のベットをしたり、強気のレイズをしたりすると相手は「ストレートが完成したのか?」と思いフォールドさせるといったストーリー性を意識した戦略も重要になってきます。
頻繁にブラフをしていることがわかればブラフだと見抜かされ、負けてしまう確率が高くなってしまいます。
それでも、ブラフを繰り返し、あえてブラフが多いと思わせることでコールやレイズをしてくれる可能性もあり、強い役を持っている場合はポットが熱くなり、大きなリターンを得ることもできます。
ブラフにおすすめのハンド
スーツが3枚揃った場合は、相手はフラッシュを気にします。
そのため、同じカードが2枚揃った段階でベットをし、フラッシュが揃うように見せかけします。
また、同じような形でストレートになりそうなテーブル上と手札から予想される状況(テーブル上1・2・3やテーブル上1・3・5など)では相手は警戒するためそこでベットして見せかけます。
さらに、プリフロップの段階でレイズなどの強気のアクションを行なっているかつその上でフロップでAが落ちた場合、Aのペアやスリーカードと思わせることができます。
まとめ
ブラフは、なかなか良い手札がなくても勝負ができ、勝率を上げることもできます。
ただ、ブラフにも大きなリスクがある場合とそうでない場合、ブラフが可能かどうかしっかりと把握しておかなければただの賭けになってしまいます。
ポイント
・ブラフにはリスクがあることを理解しよう
・ブラフはむやみに行わずチャンスが来たら実行しよう
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