初心者

【ラスベガス在住プレイヤーが教える】ポーカーで守るべきマナーとルール

こんにちは。ラスベガス在住ポーカープレイヤー兼ディーラーのRYUです。

 

今日はポーカーをプレイする上で必要最低限理解しておくべきマナーとルールを紹介します。

この記事のレベル

  • 対象  初級者
  • 重要度 ★★★★★

 ポーカーがあまり詳しくなくても、周りの対戦プレイヤーを思いやる心遣いができれば、マナー違反となることはほとんどありません。

 

ですが、プレイ中のベットをするときのマナー(ルール)などは初心者には馴染みのないものがありますので、特に注意して覚えておきましょう。

 

こんな人におすすめです!

・ポーカーでやってはいけないことを知りたい

・初めてアミューズメントカジノに行くが、マナー違反で恥をかきたくない

 

それではどうぞ!

 

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マナーを守るのがなぜ重要なのか

オリンピック競技だから

ポーカーは国際オリンピック委員会に2015年、競技スポーツとしてチェスと囲碁に並んで認定されました。

 

ルールを守ってプレイすることは「スポーツマンシップにのっとる」という点においてさらに重要になりました。

 

ゲームルールが特殊だから

ゲームの性質上、ポーカーは手札、ボードの情報が完全に明かされない不完全情報ゲームです。

 

反対に囲碁やチェスなど、盤面の情報がプレイヤーから見てすべて明かされているゲームを完全情報ゲームと呼びます。

 

ポーカーでは得られる情報に限りがあり、得られる情報がゲームの勝敗を左右することから、プレイヤー間で得られる情報が平等であることがゲームの前提になります。

 

例えばひとりのポーカープレイヤーが、別のポーカープレイヤーのハンドを盗み見るなどのマナー違反(ルール違反)を行いました。

 

ひとりだけ他プレイヤーより多くの情報を持っている状況になったとします。

 

するとプレイヤー間で得られる情報に不平等が生じ、ゲーム自体が破綻してしまいます。

 

このような点から、ポーカーでは特にマナーに注意してプレイすることが求められています。

 

ポーカーをプレイする上で必要最低限のマナーを理解し、楽しくポーカーをプレイしましょう。

 

ポーカーで守るべきマナーとルール

ゲームプレイ中のマナーとルール

ベットするときのマナーとルール

時間をかけすぎない

自分の番になると、時間ぎりぎりまでアクションをしないプレイヤーがいますが、これはやりすぎると他プレイヤーの迷惑行為になるため気をつけましょう。

 

海外カジノでは特に、一日中ポーカーを打っているプレイヤーがいます。

 

彼らは打てるハンド数が多ければ多いほど、自分の収入が増えていくため、なるべく数多くハンドをこなしたいと考えています。

 

もちろん難しいシチュエーションでは十分に時間をとっても構いませんが、他プレイヤーの時間を奪っていることも考えて紳士的なプレイを行いましょう。

 

チップの置き場所に注意

ポーカーテーブルにはよく白い線でラインが引かれています。

 

それより外側はプレイヤーのスタックの置き場所をさし、白い線より内側にチップを置くとポットにチップを投入することを指します。

 

自分のスタックの置き場所からチップをラインより内側へベットしましょう。

 

ストリングベットは禁止行為

引用:Luke Poker"Jungleman cheating play ep 2-- String Bet in Poker Premier League Season 5"

 

アクションを先にして、後から訂正するように発声することをストリングベットと呼びますが、この行為は禁止されています。

 

例えばコール(前の人と同額出す)のアクションをしたのに、後からチップを追加して「レイズ」に変更するなど、他プレイヤーの反応を見る悪質な行為は禁止されています。

 

この動画では、Jungleman選手がコールしたにも関わらず、後からチップを足してリレイズを行いました。

 

ストリングベットを行ったことで、ペナルティを課されることはありませんが、回数が多いとゲームから退場させられることもありえます。

 

十分注意してプレイしましょう。

 

ショーダウンのときのマナーとルール

スローロール

スローロールとは、ショーダウンの際に相手より明らかに強い役が完成しているにも関わらず、カードをなかなか見せようとしないことを指します。

 

ポーカーのマナー違反の中でも、特に嫌われる行為です。

 

ショーダウンというゲームの勝敗が決まる緊張する場面をしらけさせる行為です。

 

あえてゆっくりとカードをめくることで、自分のカードが強いように見せびらかしているようにも捉えられ、周りのプレイヤーをいらつかせる行為になります。

 

このようなプレイはやめましょう。

 

ショーワン・ショーオールの原則

誰かひとりにハンドを見せたら、テーブルについている全員にハンドを見せないといけないルールをショーワン・ショーオールと呼びます。

 

これはプレイヤーの得られる情報が全員平等でないといけないからです。

 

ショーハンドのときは自分のハンドが全員に見えるようめくることを心がけましょう。

 

またディーラーもカードを配るときにたまたまカードがめくれてしまったとき、テーブルのプレイヤー全員にカードが見えるように配慮を行っています。

 

他プレイヤーに対する迷惑行為

チップを隠す

自分のテーブルにあるチップを隠し、他プレイヤーやディーラーから自分のスタック量がわからないようにする行為はマナー違反です。

 

ポーカーでは、相手のスタックサイズを見ながらアクションをとっていきます。

 

スタックを隠すことは自分の情報を相手に与えないようにする行為ですので、不平等が生じてしまいます。

 

チップはテーブルにすべて見える状態にし、チップを積み重ねる順番も金額ごとに並べるのが良心的です。

 

アクションの順番を間違える

ポーカーではポジションによって、アクションのできる順番が厳格に決まっています

 

なぜならポジションによって有利・不利なポジションが決まっており、同じアクションでも、ポジションによって得られる情報が変わってきます

 

そのためポーカーのルールをしっかり知らない人が前の人を抜かしてアクションをしてしまうと、周りからルールも知らない弱いプレイヤーだと思われてします。

 

トーナメントで順番を抜かしてしまうと、次のアクションが休みになるなどのペナルティが発生することがあるので十分気をつけましょう。

 

他プレイヤーのハンドを覗きこむ

完全なルール違反です。ポーカーは他プレイヤーの手札がわからない状態で相手のカードを推測して戦うゲームです。

 

ゲームとしての前提を覆す行為になりますので、絶対にやめましょう。

 

相手のハンドや戦略を予測して話す

こちらも完全なルール違反です。

 

大会によっては、試合が継続される例もありますが、もちろん追放されてしまうこともありますので十分気をつけましょう。

 

スマホをいじる

自分の番ではないときや、ゲームを降りたときにスマホをいじるのはルール違反になりません。

 

ルール違反ではありませんが、自分の番のときにスマホをいじるのは、解析ツールを使っているとみなされてしまうため、使わないようにしましょう。

 

自分がゲームに参加していないときのマナーとルール

離席する

たばこを吸いにいく、トイレ休憩、電話をするなど、離席をすること自体はルール違反にはあたりません。

 

トーナメントであれば、離席中もゲームは進行していますので、ゲーム参加費であるブラインドは自動的に徴収されます。

 

自分のスタックが削られていきますので、長時間の離席は避けましょう。

 

トーナメントなどでは休憩時間が設けられていますので、なるべく休憩時間中に離席するようにしましょう。

 

まとめ

ポーカーは不完全情報ゲーム。プレイヤー間で平等に情報が得られるということが前提です。

 

このゲームの前提に従ってプレイすれば、よっぽどのことが無い限りルール違反にはなりません。


マナーを正しく守ってポーカーを楽しくプレイしましょう。

 

ポイント


・プレイヤー間で平等に情報が得られることが重要

ベットするときは発声とアクションは同時に行うようにしよう

 

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