【ラスベガス在住プレイヤーが教える】これだけは覚えておきたいベットの種類3選

こんにちは。ラスベガス在住ポーカープレイヤー兼ディーラーのRYUです。

今日はポーカーを始めて慣れてきた方向けに、一歩踏み込んだベットの種類と戦略を紹介します。

ポーカーでは、ベットアクションを戦略的に行うことが重要です。

ベットは相手にコールしてもらうことを目的としたもの、相手にフォールドしてもらうことを目的としたものなど、シチュエーションによって使い分けることが非常に重要です。

そのため、今回の記事ではポーカーに慣れてきた人向けに、覚えておきたいベット3選を解説していきます。

ベットを戦略的に理解することの重要性、各ベットの意味、使えるシチュエーション、おすすめのベット額を網羅していますので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな人におすすめです！

・ベット額の目安がわからない

・どんなベットを打てば相手を降ろせるのか知りたい

 

 それではどうぞ！

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ベットをきちんと理解することの重要性

ゲームの勝敗を決めるのはスタック量です。

スタックが多ければ相手からオールインされてもコールを返す余裕が生まれますし、ある程度のチップは失っても怖くなくなるので、勝負に挑むチャンスが増えます。

つまり、ポーカーはチップを増やせば増やすほどゲームを有利に進められるゲームであることを理解しておきましょう。

スタックを増やすことができるアクションはベットかレイズしかありません。

さらに、スタックを増やすためには2通りあります。

①相手にコールしてもらう

・・・相手にコールしてもらい、ポットのチップ量を増やしてもらうことで最終的な取り分を増やす

②相手にフォールドしてもらう

・・・相手に降りてもらい、チップを譲り受ける人を自分にする

当たり前ですが、この2通りのどちらかでスタックを増やすことができます。

このように、相手にコールしてもらう、またはフォールドしてもらうためには正しくベットの意味を理解し、ベットを使い分けることが非常に重要です。

ベットには「相手にコールをしてもらう」ことを目的としたベットもあれば、「相手にフォールドをしてもらう」ことを目的としたベット、またこの中間のベットもあります。

次の章からは、どのベットが何の目的を持ったベットなのか、ベットを行うのに有効なシチュエーション、ベット額の目安を詳しく解説していきます。

ベットの種類は大きく３種類

ベットの種類は大きく３つに分かれます。

①バリューベット・・・「相手にコールをしてもらう」ことが目的

②プロテクションベット・・・「相手にコールをしてもらう」こと、または「相手にフォールドをしてもらう」ことが目的

③ブラフベット・・・「相手にフォールドをしてもらう」ことが目的

詳しくは次の章で解説していきます。

ちなみに、他にもベットの名前がつくアクション（コンティニューションベットやチェックレイズ、プローブベット、BMCBなど）があります。

違いとしては、最初に３つあげたベットは戦術を表しており、その他のベットの名前がつくものは純粋にベットアクションの名称として使われていることに注意してください。

バリューベット

意味

相手にコールしてもらうことを目的としたベットをバリューベットと言います。

こちらが非常に強い役を持っており、相手にコールされたとしても負ける可能性が低いときに基本的に打ちます。

バリューベットの目的は、エクイティを増やすことで、自分がベットした額以上に相手にコールしてもらうことで、ポットが増えれば成功になります。

具体例を見てみましょう。

おすすめのシチュエーション

ナッツ級に強いハンドを持っている状態のときにバリューベットが行えます。

具体的にはフラッシュや、フルハウスを引いたときに行うのが一般的です。

おすすめの額

相手がコールしてくれる額ならベット額に上限はありません。

ところがベット額が多すぎると相手が警戒しコールしてくれる可能性が低くなるため、相手がコールしやすいポット額の50%から70%を目安に打つことをおすすめします。

バリューベットの詳しい記事はこちら

プロテクションベット

意味

プロテクションベットは、相手にコールしてもらうこと、フォールドしてもらうことどちらの目的にも使われるベットです。

こちらがある程度強い役を持っているときに相手のドロー（役が完成しそうな状態）からコールしてもらう、またはフォールドしてもらうために行うベットです。

相手にコールしてもらいたい、または降りてほしいどちらのシチュエーションでも使えるベットですので、柔軟性が高いベットです。

おすすめのシチュエーション

相手の持っているハンドの勝率を予想できていなければ、プロテクションベットを打つことは難しいです。

相手がフラッシュドローやストレートドロー待ちの状態のときに打つことが一般的です。

おすすめの額

アウツとオッズの観点からプロテクションベットの額を決めることができます。

例えば相手がフラッシュドローを持っていると予想できたとき、 相手のアウツは残り9枚になります。

そして、相手がターンまでついてくると予想したとき、2×4の法則で相手の勝率を18%と予想して、ポットに対して20%のベットを行うのが一般的です。

プロテクションベットの概念はやや難しいので、アウツとオッズをしっかり理解できるようになってから打ってみましょう。

アウツとオッズの詳しい記事はこちら

プロテクションベットの詳しい記事はこちら

ブラフベット

意味

ブラフとついているだけあり、こちらの役が完成していないにも関わらず強気なアクションであるかのように見せかけるベットです。

相手にフォールドしてもらうことを目的としたベットです。

おすすめのシチュエーション

こちらの役が完成しないときに行えます。

相手の強い役の完成を妨げているようなハンドを持っているときに特に有効です。

おすすめの額

相手がフォールドしてくれる額で、なるべくスタックを減らさない額であればベット額に上限はありません。

ただしバリューベットと同じように見せかけて打たなければ、相手にブラフベットだと見抜かれてしまうため要注意です。

ブラフベットを行うべきシチュエーションをきちんと理解していないと成功確率が低いため、初心者がブラフベットを行う必要はありません。

ブラフの詳しい記事はこちら

まとめ

いかがだったでしょうか？

ベットには大きく3種類があります。それぞれ目的や行えるシチュエーションが異なりますので、まずは概要をきちんと理解しておきましょう。

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