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【ラスベガス在住プレイヤーが教える】スロープレイをしてはいけない場面2選

こんにちは。ラスベガス在住ポーカープレイヤー兼ディーラーのRYUです。ラスベガス滞在3ヶ月目にして合計500万円以上の賞金を獲得、優勝した実績があります。

 

強いハンドがきたら、とりあえずスロープレイして後半で利益をとろうとしていませんか?

 

今日はスロープレイを行える場面とそうではない場面の違いを説明します。

 

※著作権はポーカートレーニングジムに帰属しています。無断転載・コピーはお控えください。

この記事の内容

  • 対象  初級者
  • 重要度 ★★★★
  • 読む時間 4分

スロープレイが行える場面を理解して正しくバリューを取りに行きましょう!

 

こんな人におすすめです!

・スロープレイできるシチュエーションなのかわからない

・強いハンドが来たらとりあえずスロープレイしている

・フロップで強いハンドができたのにも関わらずターン以降で逆転されることが多い

 

それではどうぞ!

 

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スロープレイとは

スロープレイとは自分のハンドが強いorまたは強い役が完成しているにも関わらず、自分からはベットを積極的に行わず弱気なアクションを続けることを指します。

 

スロープレイの目的は自分からは一切ベットを行わず、相手がフォールドする機会を減らすことで、敵からのベットを誘いポットを膨らまし利益を最大化させた上でポットを奪うことです。

 

スロープレイはチェックまたはコールのみを行うことを指します。ポットを膨らます同じ目的でも、少額のベットを打つことはスロープレイとは言いません。

 

強いハンドまたは役ができているときに強気なアクションを積極的に行わないことから、相手から自分のハンドレンジを推測されにくいというメリットもあります。

 

スロープレイをしてはいけない場面

スロープレイを行ってしまうと、ターン・リバーとゲームが続く中で、相手が自分より強い役を完成させてしまう恐れがあります。

 

具体的に、スロープレイが推奨されない場面を2つ紹介していきます。

 

ドローが多いボード

ドローが多いボードでスロープレイを行ってしまうと、ゲームが続く中で(ストリートが進むにつれて)相手が役を完成させる可能性が高くなります。

 

ドローが多いボードでは、スロープレイは不利益となる場面が多く、スロープレイできるボードは限られていることを覚えておきましょう。

 

特に対戦人数が多いゲーム(マルチウェイ)でドローが見えるボードでスロープレイをすることは、絶対にやってはいけません。

 

相手プレイヤーがパッシブ

スロープレイをする場合は、相手を選ぶことが重要です。

 

相手がパッシブな場合例えばチェックなどのスロープレイをしても、相手もチェックで回してしまうためポットが膨らむことなく、相手にフリーカードを与えてしまいます。

 

言い換えると、相手がパッシブでは自分から打ち出さないとポットが膨らまないため、スロープレイが効かないということです。

 

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具体例

自分のハンドがTTで、ボードに2,8s,Tsが並びフラッシュドローとストレートドローの見えるボードで自分がsを一枚もおさえていない状況だとします。また、相手プレイヤーはパッシブだとします。

 

この状況ではスロープレイをしてはいけません。

 

ボードがウェットのため、このボードでスロープレイを行ってしまうと相手にフリーカードを与えてしまい、ターン・リバーで負けてしまう可能性があるからです。

 

しかしTTは現状セットで勝っている状況で、シングルレイズドポットのため、フラッシュドロー、ストレートドローがついてくる額(プロテクションベット)33%〜50%を行うべきでしょう。

 

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スロープレイを行える場面

スロープレイが推奨されない場面を説明してきました。

 

スロープレイを行える場面を理解するためには、スロープレイを行うために必要な前提条件を理解する必要があります。それぞれ解説していきます。

 

前提条件①最強の役が完成している

スロープレイが行える前提として、ターン・リバーとゲームが進んでも、自分のハンド(or完成している役)が引き続き最強であるという確信がある場合となります。

 

ターン・リバーとゲームが進んでも逆転される可能性が低いことから、スロープレイが可能になります。

 

前提条件②相手プレイヤーがアグレッシブ

相手がアグレッシブなプレイヤーのとき、スロープレイの対象となります。

 

スロープレイを行うメリットのある相手は、ブラフをガンガン打ってくるレクプレイヤーや、ルースアグレッシブなプレイヤーになります。

 

彼らはこちらのチェックにたいして、攻撃的にベットする可能性が非常に高く、こちらからベットせずともポットを膨らませてくれるからです。

 

具体的なシチュエーション

自分のハンドがTTでボードに2,8,Tレインボーが並び、ナッツハンドを自分が持っており、かつ相手プレイヤーがアグレッシブな場合だとします。このときスロープレイが可能になります。

 

チェックで回す(スロープレイ)かバリューベットを行うことが推奨されます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。強いハンドを持っていたらとりあえずスロープレイができるという安直な考えは避けましょう。スロープレイの詳しい戦術はポーカーマスターコースで解説しています。興味のある方はぜひ初回無料レッスンに参加してみてください。

 

ポイント

・スロープレイとは、こちらから積極的にベットせず相手のベットを誘うこと

・相手のベットを誘うという同じ目的でも、少額ベットする場合はスロープレイとは呼ばない

・スロープレイする場合は相手のプレイスタイルの見極めも重要

 

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