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【ラスベガス在住プレイヤーが教える】ポットコントロールで撤退を防げ!

こんにちは。ラスベガス在住ポーカープレイヤー兼ディーラーのRYUです。ラスベガス滞在3ヶ月目にして合計500万円以上の賞金を獲得、優勝した実績があります。

 

今日はポットコントロールとは何か、活用方法を紹介します。

 

ポーカーでは、攻めの戦術と、守りの戦術の2つを組み合わせて戦うことが重要です。

 

ポットコントロールとは、負けて撤退することを防ぐ消極的戦術、つまり守りの戦術です。

 

※著作権はポーカートレーニングジムに帰属しています。無断転載・コピーはお控えください。

この記事の内容

  • 対象  中級者
  • 重要度 ★★★★★
  • 読む時間 3分

ポットコントロールの概念がわかると、ベストハンドではないとき、つまり攻め時ではないときの立ち回り方がわかります。

 

こんな人におすすめです!

・フロップ・ターン・リバーで毎回打つべきなのかわからない

・ショーダウンに向かうべきハンドなのか、バリューベットを打つべきハンドなのかわからない

 

それではどうぞ!

 

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ポットコントロールとは

自分のハンドの強さに応じて、意図的にポット額を大きくor小さくするようアクションをコントロールすることをポットコントロールと呼びます。

 

しかし、一般的にはバリューではなく、マージナルハンドやブラフ(ドロー)などの攻め時ではないときに、ポットを意図的に小さくする場合に用いられいます。

 

ポットコントロールを行うメリットは、勝っているか負けているかわからない微妙なハンドのときに、負けたときに失われるチップの損失を最小限にして、ゲームを継続することです。

 

例えばバリュー、マージナルハンド、ブラフ(ドロー)の全てでフロップでCB3BB、ターンで7BB、リバーで15BB打っていたとします。

 

これを、マージナルハンド、ブラフ(ドロー)ではフロップで3BB、ターンでチェック(0BB)、リバーで7BB打つようにポットコントロールしたとします。

 

すると、負けている可能性が高いハンドで、負けた場合にターンとリバーで本来払っていたチップ合計15BBを失わずに、ゲームを継続することができます。

 

マージナルハンド、ブラフ(ドロー)のときに行うポットコントロールの具体例な戦術を紹介していきます。

 

マージナルハンドでのポットコントロール方法

ポーカーはいかにチップを多く得るかが重要なゲームです。そのため、バリューであればフロップ、ターン、リバーで継続してベットしポットを膨らませるのが一般的です。

 

しかし、常にバリューを狙えるハンドに当たるとは限りません。例えば、マージナルハンドだった場合はどうでしょうか。

 

マージナルハンドとは、勝っているとも負けているとも言えない微妙なハンドのことを指します。例えばボトムペアなどです。

 

オーバーペアなどに現状負けている場合、バリューのようにフロップ、ターン、リバーで継続してベットし続けるのではなく、ポットコントロールを検討します。

 

具体的にはフロップでCB、 ターンでチェック、リバーでチェックもしくはシンバリューベットのポットコントロールを実施します。

 

シンバリューベットとは相手のドローミスや自分よりも弱いペアにすべて勝っているハンドで、 リバーでポットの10%から20%程度の小さいベットをすることです。

 

シンバリューベットのメリットは少ないながらもより利益を獲得できること、またコールされないブラフではショーダウンすることなく相手を降ろせることです。

 

シンバリューベットについては別の記事で改めて解説します。

 

ブラフ(ドロー)でのポットコントロール方法

ブラフ、もしくはドロー待ちの場合、マージナルハンドとは異なり現状負けている可能性が非常に高いです。

 

この場合ポットコントロールをするのは、負けているところにわざわざベットしてポットを膨らませる必要性がなく、ポットコントロールせざるを得ないからです。

 

もちろん、相手がベットをすれば降りてくれるようなプレイヤーであれば、あえてポットコントロールせずベットする戦術もあります。

 

ブラフ、ドロー待ちの場合は、フロップでCBを打ち、ターンで相手がチェックならこちらもチェック、 リバーで役が完成するかを見に行くというポットコントロールをすることが一般的です。

 

ただし毎回同じ動きをしていれば相手にブラフハンドであることがバレてしまいます。

 

そのためブラフハンドの場合にも、一定の割合でバリューと同じようなアグレッシブなアクションをおりまぜていきましょう。

 

ブラフハンドを打つときには相手を選ぶことが重要です。そのためには相手のプレイスタイルを理解することが必要となります。

 

例えば相手プレイヤーがパッシブの場合、ブラフでベットしてもフォールドしてくれる可能性が高いためです。

 

詳しいプレイスタイルの記事はコチラ

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ポットコントロールの注意点

いつもベストハンドが来るわけではないので、バリューが取れるにも関わらず奥手になりすぎて、バリューを取り逃してしまわないように注意しましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。ポットコントロールは、ポーカーにおける守りの戦術です。攻防バランスのとれた上級プレイヤーを目指しましょう。

ポットコントロールの詳しい戦術はポーカーマスターコースで解説しています。興味のある方はぜひ初回無料レッスンに参加してみてください。

 

ポイント

・ポットコントロールはバリューの時には用いられない概念

・ポットコントロールは守りを意識した消極的戦術

・ポットコントロールを意識しすぎてバリューの取り逃がしには注意

 

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